正社員としてひとつの会社に腰を据えるのもいいと思いますが、即戦力としていろいろな企業に出向し、仕事を優雅にすばやくこなし、職種によっては数多の企業を華麗に渡り歩く、「できる人」というイメージの派遣社員にあこがれます。そのスタッフになるには、派遣会社に人材登録をする必要があります。派遣会社にもいろいろあります。たくさんの企業からの依頼を受けていて、あらゆる職種の仕事先をもっている大きなところもあれば、専門分野のみを請け負っていてその道のエキスパートのためのもの、お子さんのいる働くお母様のためのもの、仕事をリタイアしたシルバー世代のための会社など多種多様にありそれぞれの強みを持っています。テレビコマーシャルや求人広告雑誌、電車の中吊り、インターネットなど、目のつくところで多くの派遣会社を知ることができます。どのようなところが自分にあっているかを調べたり、登録している友人や知人に聞いたりして、よく吟味し決定します。
仕事内容にもよりますが、一社よりは複数の会社に登録すると仕事探しが有利になると思います。職種によっては引く手あまたなものもあってすぐに仕事先が決まる場合もありますが、普通に就職するのも難しい今の時代はなかなか仕事先が見つからなかったり競争率が高かったりするからです。登録したい会社が決まったらまず電話あるいはメールで登録希望を伝えます。その後、登録日と面接時間などの連絡が来ます。登録日には普段着で行ったりせず、社会人として他社に出向するつもりできちんとした装いをおすすめします。何事も第一印象が大切ですので身なりや立ち居振舞いには気をつけたほうがいいです。そして職種によっては簡単な筆記テストや適正検査があることがありますが、事前に知らせていただけるので筆記用具など必要なものを準備していきます。
登録担当の方には就業条件や希望などをなるべく細かく伝えると、仕事の紹介をされたときに齟齬が発生しにくくなります。登録に必要な段取りがすべて終わったあと、コーディネーターの方からご自身に合った仕事先を当日か後日紹介されます。紹介された企業が希望と合致していて働きたいときはその旨をコーディネーターに伝えます。コーディネーターが派遣先企業に希望に沿った人材がいますと伝え、そちらの企業と面接になります。そのときは担当営業と一緒に行きます。面接時には自身の持っているスキルや経験などを明るくはきはきと話し、他社と競合していることがあるので是非自分を選んでほしいと担当営業の方だけに頼らず、意欲を見せるのもいいです。そして企業の担当の方に認めていただけたら、コーディネーターか営業担当者から仕事を依頼され就労することになります。初日は担当営業と一緒に出社するところもありますが、最初から一人で行く企業のほうが多いようです。スタッフとしての矜持をこころに置き、ちからを思う存分発揮すれば自身もスキルアップできるにちがいありません。